
園長 安江 奈留美
春にピンクの花を咲かせるイモカタバミ。秋にもう一度花を咲かせます。中保育園の
職員室前でも今咲いています。花摘みをして遊ぶのが大好きな園児にとっては親しみ
深い草花です。地下にイモがあり子イモを作って群生することから、こう呼ばれます。
普通のカタバミ同様、葉っぱで10円玉をこするとぴかぴかになります。葉っぱの下
は、ダンゴムシがたくさん潜んでいる場所でもあります。
1つの草花に過ぎませんが、子ども達がこの花に注目したとき、大人が草花の特性を使って一緒に遊びこむと、その後の学習につながる貴重な場面がたくさん生まれますね。子どもの動き1つ1つはとても魅力的で、子どもが自ら発見する場面に遭遇すると嬉しくなります。
さて今年も11月は交流の月でした。10日に向陽中3年生1クラスが来園し、午前中、手作りのおもちゃや園庭での鬼ごっこを楽しみました。今週25日には年長さんが御嵩小学校に出かけ、1年生が秋の実で作ったおもちゃでたくさん遊びました。その他、バス遠足や園周辺の散歩など、どのクラスも短い秋に親しむことができました。
さて12月は、クリスマス発表会の練習を中心とした保育となります。どの子も、ステージの向こうにいるはずの「家族」の姿を励みに頑張っているようです。笑顔いっぱいで取り組む子どもの姿は、逞しく、頼もしいです。お家でもお話を聞いてあげてください。
