園長 安江 奈留美

<今月の草花>  ヌスビトハギ

 先週の少し秋めいた日に散歩に出かけた時のでき事です。歩いていると引っ付き虫があったので、担任が何気なく「引っ付き虫が足につかないようにね。」と言うと、虫が大好きなHちゃんは「どんな虫?飛ぶ?噛む?」と足元を探しました。草のことをそう呼んでいることを伝えましたが、今のHちゃんには理解できなかったようです。

 散歩に出かけると、大なり小なり服に引っ付き虫を付けて帰ってくる季節になりました。ヌスビトハギは、夏に紫色のきれいな花を咲かせていたとは思えないいまいましさで、ちょっと触れただけでしっかりと衣服に付き、なかなか取れません。イノコヅチ・センダンクサ・オナモミと並んで、引っ付き虫の代表的な草として認知されています。大人には困った草ですが、子ども達にとっては「虫」と名前がつくほど面白い草です。

さて本日は保護者会の企画で、地域の人形劇団ピーカ・ブーさんを迎えて人形劇を鑑賞しました。一緒に歌い、手遊びをしたのもとても楽しかったです。どんな人形が登場したか、お子さんに聞いてみてください。保護者の皆様ありがとうございました。  

いよいよ10月9日には運動会を開催します。今年の運動会は、テーマを「EXPO 2025 なかほいくえん」とし、ほんの少し大阪万博を意識しました。実際の練習は暑さが少し和らいだ先週からなので、明日リハーサルで初めて行うこともありますが、今年ならではの工夫をお子さんと楽しんでいただきたいです。

 10月も多くの行事があります。よい天気に恵まれますように!