
園長 杉山 一夫
梅のつぼみも花を咲かせ、待ちに待った春がすぐそこまでやってきました。子どもたちは、まだまだ肌寒い日にもかかわらず、園庭でのあそびの開始時間になると、各クラス友だちを誘って名前を呼び合い、思い思いの場所で思い思いのあそびのアイテムを見つけて毎日、遊んでいます。
楽しく遊んでいるかと思うと、意見が合わずトラブルが園庭のあちらこちらで発生し、あそびが中断しています。「あそびは」子どもたちに自分の問題を解決させ、感情を調整し、他者の視点から物事を見、違いを交渉によって妥協に導き、他者と同じレベルで繋がる方法を教えるための自然な方法です。この大切なスキルを学べるのは、遊び以上の方法はないと思います。だから、「あそび」は大切なのです。
これからも、子どもたちにとって、この幼稚園時代をたいせつな時間として、過ごしていきたいと思います。 【園長・記】