
園長 杉山 一夫
師走に入り、今年も残り1ヶ月余りとなりました。この一年を振り 返りますといろいろな事がありました。私は、季節が大きくズレて来た感があると思います。春の桜が入園式の時期から卒園式の時期へと お引越しをしてしまいました。日本だけでなく、世界中で地球温暖化が進み、様々な気候変動がみられるようになりました。日本ではこの夏、気温が40℃を超える日が各地であり、危険な暑さ、また、線状降水帯の発生で「局地的な大雨」による土砂崩れや洪水等の災害も多くみられました。
今年4月から幼稚園では、子どもたちとSDGsの取り組みをはじめ ましたました。外あそびで教室を使わない時はこまめに消灯に心がけ、給食の時にも、基本的には園全体で消灯の時間を心がけています。毎日生活している中で私たちがチョット気づいていけば毎日毎日の積み重ねでCO₂の削減に大きな力となっていきます。
さて、園内に目を向けますと登園後の子どもたちは、外あそび開始の時間が待ち遠しいようで、友だちを誘いながら園庭のあちこちで縄とび、サッカー、リレーあそび、園庭遊具でのあそびが一斉に展開されています。また、目前に控えたクリスマス発表会のメロディオンの練習等、お休みをしていた友達に親切に教えてくれている優しい光景も見ることができます。「夢の時代」を少しでも長くみられるように「サンタクロース」さんの存在にも充分ご配慮をお願いしたいと思います。
新しい年を迎える準備も、子どもたちと一緒に毎日の生活を心がけた 保育をしてまいりたいと思います。
今月も、よろしくお願いします。 【園長記】