木々や花が芽吹き始める様子に、春の訪れを感じる季節となりました。
早いもので、進学・進級を目前にした総仕上げの月となります。
先日の「おたのしみ発表会」では、おはなしの世界や歌の世界の役になりきり、楽しんでいる姿を見ていただき、お子様の成長を感じていただけたことと思います。また、本日は子育て広場として、絵本から飛び出した「ふうせんたろうバルーンショー」を計画いただきありがとうございました。会場中が笑顔であふれとてもいいひと時となりました。両方に共通することでもありますが、「えほん」の読み聞かせをお子様にすることはとても大切なことということは皆さんご存知だと思います。なぜならば、子ども達は主人公に自分を重ねながら成功体験や達成感を味わっています。そうして絵本の中でいくつもの人生を生き、幸せになる道をいっぱい見つけます。そこに実体験が伴うことで理解が深まり、知識としても身につくのだといわれます。相手の気持ちを想像し、理解するために必要な「想像力」と、自分の気持ちをより正しく、豊かに表現するために必要な「語彙力」を身に付けることができるのです。どうぞ1日5分でいいので、1日の終わりに親子の時間(コミュニケーション)として、読み聞かせを行ってみませんか。
長いようで短かったこの1年。残すところあと1ヵ月。保護者の皆様の温かい励ましやご協力、また子どもの明るい笑顔に支えられて無事に過ごすことができ、みんな揃って進学・進級できることを願っています。毎年子ども達の成長を見守りながら、私達保育士自身も一緒に成長させてもらっているような気がします。 子ども達がさらに充実した園生活を送れるよう、一日一日を大切にして、思い出深い毎日が過ごしていけるよう、職員一同気を引き締めてまいりたいと思います。3月もよろしくお願い致します。