先日、子どもたちの作ったクリスマスのオーナメントが、やしろ保育園の玄関を彩ります。早いものでもう 12月。今年も残すところ一か月となりました。子どもたちには、お餅つき、クリスマス…楽しみが一杯のひと月を私たち職員も子どもたちがより一層ワクワクした楽しい時間になるよう、一緒に楽しみ心穏やかに過ごせるようにと思っています。
さて、11月は例年より気温が暖かい日が多かったため、お散歩に行く回数も多くありました。お散歩が大好きなのはひよこ組かららいおん組までみんな同じで、出掛ける時は元気一杯『園長先生行ってきまーす』と、ニッコリ。『園長先生、一緒に行こうよ』こんな嬉しいお誘いもあります。公園では、どんぐり拾いに夢中になり、袋一杯のお土産を持ち帰ったり、どんぐりの形や大きさの違いに驚いたり、きれいな落ち葉を探しながら、黄色、赤、オレンジ…色んな葉っぱがあることに気づいたり、時には葉っぱの匂いをかいでみたり…秋の自然を楽しんでいました。こんなふうに直接触れることで感じられる匂い、手触り、心に残る思い出などは、生きた体験となります。そして、季節の移り変わりで変化する植物の意図や形などを観察することや、草花や木の実を使ってごっこ遊びをすることは子どもの探求心を刺激し、発想力や創造力、表現力を養います。やしろ保育園での生活の中で、これからも『生きた経験』を大切にしながら、子どもたちの心がたくさん動くような生活を職員と共に過ごしていけるよう努めていきたいと思います。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
園長 記