入道雲がもこもこと湧き上がって、暑い夏がやってきました。園庭のプールでは毎日子どもたちの楽しそうな歓声が聞こえてきます。

7月の『こども夏まつり』は縁日のように盆踊りを踊り屋台・ゲームを楽しみながら、夏ならではの行事となりました。

この、こども夏まつりでは、年長・年中組の子どもたちが企画・制作、合同クラスでのお店番、また年少組が景品作りに参加して、当日を盛り上げてくれました。大きな声で呼びこみをしたり、優しくルールを教えてくれたりする年長、年中児の姿やおいしそうな広島焼き・ハンバーガー・かき氷・アイスクリームの前で、何を選ぼうか迷っている3歳児の姿、このような微笑ましい姿が沢山見られました。別日に行われたひよこ組さん・うさぎ組さんの『こども夏まつり』ではお部屋にらいおん組さんが来てくれ一緒に盆踊りを踊り、その後は屋台やゲーム『たこ焼きなげなげビンゴ』にお兄さんお姉さんが連れて行ってくれました。こうやってやしろ保育園の『こども夏まつり』をみんなで楽しむことが出来ました。

乳幼児期に限らず、友だちと一緒に考え、作り上げ、その中でドキドキ、ワクワクする経験は、子どもたちの心をギュッと近づけ、心を通わせる共通体験となり、そこから沢山のことを感じ、学び吸収していきます。こういった意味でも『こども夏まつり』は大成功を遂げたと思います。

8月は合同保育です。異年齢のお友だちと生活する中で年上の子がやっているのを間近で見られ、挑戦意欲が出たり、目指す姿ができたり、年上の子に面倒を見てもらったり、年下の子との関わりが上手くなったり…いろいろな年齢、いろいろな人と多く関わることでたくさんの「人と関わる力」が育まれていきます。そんな環境の中で自分の意思を伝えようとしたり、友だちの言葉に耳を傾けることの大切さも改めて感じてほしいなと思っています。

そして今年の夏も、子どもたちと沢山の経験ができるよう、職員一同元気に努めてまいります。どうぞよろしくお願いします。

    

園長 記