4月の下旬、園庭の桜の木に、さくらんぼが実り始めました。毎年、子どもたちがいつ気付くかなと、楽しみにしていますが、今日確認すると、随分少なくなってしまっていました。それでも、小さいながらに色づき始めたさくらんぼ、カラスに見つからないように、また雨風に耐えて大きくなって欲しいなと祈っています。やしろ保育園の園庭には、このほかにブルーベリー、キイチゴの木があり、季節を感じながらそれぞれの実がなるのを、子どもたちは楽しみにしています。このところ、気候の変動で日本の四季は以前とは少し違いますが、春夏秋冬を子どもたちと生活の中で感じ気付いていける、そんな保育が進めていけるよう努めていきたいなと、思っております。

入園から一か月が過ぎ、涙で一杯だった新入園児さんも笑顔が増えてきました。保育士に安心して抱かれている姿や、保育園の玩具に興味を持って好きなものが出来たり、お外遊びでは大好きなアンパンマンの滑り台を笑顔で何度も滑ったりする姿が見られます。だんだん自分の居場所や安心する先生やお友だちを見つけ始めました。また、在園児さんも小さなお友だちに優しくしてくれる姿や、新しいお友だちと仲良くなる姿も見られます。それぞれの姿に、子どもたちの適応力のすばらしさを感じます。どんな環境に置かれても、その中で一生懸命対応しようとする子どもたち。そんな子どもたちをしっかりと受け止め、関わり、援助しながら、5月も保育に努めていきます。どうぞ今月もよろしくお願い致します。

    

園長 記